vol.03 フィンランド、第2の国歌「フィンランディア」を聴く
(画像をクリックすると、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「シベリウス:交響詩「フィンランディア」(演奏:アイスランド交響楽団 指揮:ペトリ・サカリ)」のページが開きます。全トラックを冒頭30秒のみ無料で試聴できます。)
北欧と聞いて、たいていの方はフィンランドを連想するのではないでしょうか。サウナ、キシリトールなどは有名です。音楽もポップス、ジャズ、ロックなど幅広いジャンルで、フィンランド出身のアーティストが活動しています。
クラシック音楽の世界で、フィンランドの作曲家と言えば、真っ先に思い浮かぶシベリウス(1865-1957)(おそらくこの人くらいしか有名でないです)。
世界的な作曲家であり、フィンランドの国民的英雄でもあるシベリウスは、91歳という長寿を全うした人物ですが、60歳を過ぎてからはほとんど作品を発表しなくなりました。7曲の交響曲をはじめ、劇音楽、声楽曲と膨大な量の作品を残していますが、その中でも良く知られているのが「フィンランディア」です。
この作品の中間部が特に有名で、フィンランド第2の国歌とまで言われるほど国民に愛されています。日本の演奏会される機会は多く、映画「ダイ・ハード2」でも全編にわたって流れていたので、ご存知の方も多いかもしれません。普段は管弦楽のみで演奏される機会が多いのですが、この中間部をシベリウス自身が合唱用に編曲したものもあります。シベリウスを最初に聴くならこの作品をお勧めします。
文:yasu(ナクソス・ジャパン)
【参考音源】(ナクソス・ミュージック・ライブラリーの会員ならば、各トラックをノーカットでお聴き頂けます。)
シベリウス:交響曲第2番/劇音楽「テンペスト」第1組曲(演奏:アイスランド交響楽団 指揮:ペトリ・サカリ)
シベリウス:フィンランディア賛歌(演奏:タピオラ児童合唱団)
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