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2013年12月 3日 (火)

【ちょっとブレイク】フィギュアスケートでは滅多に使われないあのクラシックを(あの選手が)演技曲にしたら Part.1

木枯らしが身に染みる季節となりました。
本日はバナータオル(あなどれない保温力)を首に巻きながらの更新です。

寒さにめっぽう弱い私は冬が大の苦手。
フィギュアスケートがあるのでなんとか生きているというものの、体の節々の悲鳴には耳を貸さずにおれません。
しかし最近は面白いゲームをするようになり体も芯からぽっかぽか。その悩みはほぼ解消されたのでした。そのゲームとは、

フィギュアスケート版「この人誰でしょう」━━━━(゚∀゚)━━━━!!

方法はいたって簡単。【特定の選手の振付を(氷上ではなく地上で)舞い、それが誰のことなのかを当てる】という極めてシンプルな構成。対戦型ゲームです。
私はよく家族と対戦するのですが、なんでしょう、笑われます。そしてきまって最後にはリプニツカヤというリクエストが。あの…クイズなんですけど。

そもそもこの遊び、私のスケートに対する憧れからきています。

フィギュアスケートはご存じのとおり、クラシック音楽を演技曲に使用する頻度が多い競技なのですが、中にはバレエ音楽や舞曲のように“踊るため”に作曲されたものではないクラシックに対しても振付をしていることが、多々あります。
(例えば「交響曲」とか「協奏曲」、あるいは「レクイエム」など)

それがスケーターたちの演技によって可視化された瞬間、今まで自分になかった新しい価値観を突きつけられたような感じがして(プルプル)
さらにそれをこなす選手のみなさまの演技に胸熱になり、勝手に尊敬と憧れを抱いているというわけなのです。

あああ私もチャイコンやメンコンで空を仰ぎたい、シェエラザードで高速回転してみたい、ショパンで小刻みに足さばきたい、月の光で法悦したいいい(悶絶)

そんなフィギュアスケートに使われるクラシックの数々。
フィギュアスケートには滅多に使われないあのクラシックを(あの選手が)演技曲にしたら」と妄想してしまうこともしばしば。

グランプリシリーズファイナル直前の本日は、そんな妄想でちょっとブレイクしたいと思います。


~日本/男子編~


高橋大輔選手には

ショートプログラム


情熱的なイメージの強いD輔さんですが、中でもタンゴの印象がみっちりと頭に焼き付いており、彼のさらに洗練されたタンゴを観たい!と妄想したのでした。中でも今回はブラスケスの「凧が飛ぶ夢」を推薦したいと思います。ギターと氷を削るエッジの音だけが響く、究極のタンゴを…!


フリープログラム


ヴァイオリンの音色も本当によくお似合いなD輔さん。今までもブルッフやチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をはじめ、今シーズンも佐村河内さんのバイオリンのためのソナチネを使用しているわけですが、ナクソスのスケオタ的には、ロシアの作曲家・リャプノフの「ヴァイオリン協奏曲より第1楽章」を推したいと思います(さしあたり0:37で4T希望)。


StSq ※オマケ


こちらはおまけですが、アメリカの作曲家・クレストンによる凄まじくカッコイイ交響曲第2番の2楽章「間奏曲と踊り」です。この曲を聴いた瞬間、脳内は高橋選手のStSqで埋め尽くされてしまいました。妄想的にはまず0:21で4T(早すぎ)、2:17辺りで真骨頂のステップシークエンスをお願いします orz


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羽生結弦選手には

ショートプログラム


最近はみごとな屈強的滑りをみせる羽生選手ですが、彼の持つ天性のしなやかさは勿論今も健在です。そんな彼に推したい曲は…フォーレの「ノクターン第2番」です。冒頭からは穏やかなメロディで、1:12~の中間部からは劇的なパッセージかつ切なさの繰り返し。かのサン=サーンスも好んだといわれるこの作品。この二面性を見事に滑りきってくれそう。


フリープログラム


とは言ってもやはりラフマニノフは外せないか…。中でもピアノ三重奏曲を聴いた瞬間に脳内で羽生選手が滑り出しました。冒頭から流れるようなスケーティング、30秒前後で4T、1:10辺りで3A+2Tを期待。


ショートプログラム ※オマケ


羽生選手にショスタコって想像しただけで(萌死)。個人的に推したいのが、交響曲第10番の第2楽章です。速ければ速いほどいい(鬼)。その若々しくみなぎる闘志をタコで存分に爆発していただきたいのです! 吠えても良し。


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町田樹選手には

ショートプログラム


まさにさなぎからチョウへ羽化するシーンを彷彿とさせる冒頭、どことなく異国情緒あふれるフレーズは心をを穏やかにさせてくれます。『フィギュアスケートは純粋芸術』と話していたまっちーにはぜひこの美しいリャードフのバラードを表現していただきたい! 曲調もさることながらこのリャードフという作曲家、実は、バレエ・リュスの創始者ディアギレフにバレエ音楽「火の鳥」の依頼されていました。しかしあまりにも作曲が遅かったため解雇。その代役に立てられたのが、ストラヴィンスキーだった、という過去があるのです(なんという偶然)。そんな背景を含め、どのような解釈をされるのかもwktkどころ。


フリープログラム


本年度のスケアメに出場した町田選手を見たとき「ローエングリン…」と呟いたのは私だけだと思います。あの演技終了後のおじぎを見た時、脳内に流れていた曲がこれでした↑
ワーグナー作品の中でもとりわけ人気の高い歌劇「ローエングリン」。ローエングリンとは物語に登場する白鳥の騎士の名前です。彼は自身の素性を問いたださないことを約束に、窮地に陥ったエルザ姫を助けに現れるのですが、正体を知りたい姫は彼に迫り、明朝、ついに彼は勇士たちの前でこう名乗るのでした。「われは聖杯の騎士、ローエングリン…!」
日の光に照らし出される凛々しい御姿が、だんだんまっちーに思えてきて(ありがたや)欲をいえば前奏曲で見てみたいなあ、なんて。


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織田信成選手には

フリープログラム


織田選手にはナクソスが誇る「日本作曲家選輯」から推し曲。日本人ならば誰もが知っている「あんたがたどこさ」や「ソーラン節」「炭坑節」等のおなじみメロディが繰り出される外山雄三の“管弦楽のラプソディ”です。
動画はラストの「八木節」部分。ここで見たいのは後半最後のステップ。猫足着氷ならぬ猫すり足で軽快に滑りきってほしい! そしてできることなら1:18で最後のジャンプを決めてほしい! ああ会場の手拍子が聞こえる…フィニッシュ…喝采…(悦)


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小塚崇彦選手には

ショートプログラム


長きに渡ってさまざまなタイプの曲に挑戦してきた小塚選手。今季の「Unsquare Dance」にも驚いたのですが過去にも「キャラバン」「シング・シング・シング」「テイク・ファイブ」となかなかの顔ぶれ。一方フリーは意外にもピアノ協奏曲が多いのですが、これはまた後日ということで。
今回選ばせていただいたのは、ジョプリンの“ストップタイム・ラグ”です。彼はニューオリンズ・ジャズの原型であるラグタイム・ピアノの名手としても名を馳せており、そのプレイにはクラシック要素も含まれていました。手拍子ではなく足踏みであるところにもご注目。


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無良崇人選手には

フリープログラム


無良選手には心のどこかでヴェルディを演技曲にしてほしいという思いが(かなり個人的)。
力強い名曲が多いのでご本人のイメージに近いように感じてしまっているのかも。
今回の推し曲、歌劇「群盗」は父に勘当を受けた放蕩息子カルロが、残した恋人と故郷を思うも行き違いからなかなかうまくいかず、盗賊になったり、弟に復讐したり、最後は恋人を殺し自分も絞首台へ上るという物語。
1幕で流れる前奏曲からも、どことなくその運命を伺い知ることが…。お得意の3Aを決める放蕩息子を見てみたい!


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だんだん推し曲なんだか、合いそうな曲なんだか、はたまた選びそうな曲なんだか収集つかなくなってきてしまいましたが、とても楽しい時間でした(・∀・)

クラシックには定番以外にこんなにも推し曲があるんだということや、知らないうちに選手にもつ(勝手な)作曲家のイメージが先入観にあることなど、あらためて発見できてうれしかったです。

~選手の皆さんにもつ(勝手な)作曲家のイメージ by 中の者~
D輔さん … チャイコフスキー、ドヴォルザーク、プッチーニ、ラヴェル、バーバー
羽生くん … ショパン、リスト、フォーレ、スクリャービン、ラフマニノフ、ニールセン
まっちー … ストラヴィンスキー、ベルリオーズ、マーラー、シェーンベルク、シュトックハウゼン
おだくん … モーツァルト、ハイドン、ロッシーニ、スカルラッティ、ガーシュウィン
小塚くん … サン=サーンス、グリーグ、レスピーギ、バルトーク
無良くん … ヴェルディ、ムソルグスキー、ブラームス、アルベニス、ボロディン

近いうちに女子編でも妄想してみたいなあと思います(ε)

さあゆっくりしたところで、今週はグランプリシリーズファイナル。
気合いを入れて応援していきたいと思います。 timshel…!!

*.....*.....*.....*

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