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2009年12月10日 (木)

NML Vol.35 もうすぐクリスマス♪

こんにちわ、NMLYasuです♪

世間を騒がしている事業仕分けですが、ついにクラシック音楽界にも魔の手が伸びてしまいました。。。そう、オーケストラの補助金削除、しかも全額っぽい?これに対して、指揮者の尾高忠明氏、外山雄三氏、作曲家の三枝成彰氏、ピアニストの中村紘子氏らが記者会見を開きましたね。さらには世界の「小澤征爾」氏までもが直接抗議しました。いちクラシック・ファンとしては行く末が気になります。

さて、再来週にはクリスマスということで、3週続けてクリスマスネタで行きたいと思いますxmasbell(別にネタ切れじゃありません…)

クリスマスの定番っていうと、「きよしこの夜」とか「もろびとこぞりて」とかアンダーソンの「そりすべり」とかですが、そんなベタなものは紹介しません。CD屋に行けばいくらでも転がってますからε-( ̄ヘ ̄)┌

Yasuおすすめのクリスマス・アルバム1枚目はコレup

Cc76607 J.S. バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV 248 (コンバッティメント・コンソート・アムステルダム/フリーント)

 

 

 

 

まずは軽めにバッハの大作です。バッハの1000曲を超える作品の中でもBest5に入る大好きな曲です。タイトル通り、クリスマスの時期に演奏された作品。全6部からなっており、演奏時間は3時間くらいになります。(全然軽くない・・・)現在の演奏会では一日で演奏されることが多いですが、当時は1日1部ずつでした。第1部から第3部まではクリスマスの3日間、第4部は新年、第5部は新年の第1祝日、第6部は公現節と6日にわたって演奏されたのです。バッハが好きな方ならわかると思いますが、このオラトリオ、ほとんどが既存の世俗カンタータからの転用で書かれています。なぜか?詳しく話すと日が暮れるので簡単に説明すると、世俗カンタータって祝典とかもろもろの行事など特別な日のために依頼を受けて書かれたものが多いので、その時限りしか演奏されなかったんです。そこでバッハは、新しく書くのにも時間がかかるし一回しか演奏されないのはもったいないって考えて、既存の世俗カンタータから数曲選んで、新たな曲として提供したんです。

ひとつ例をあげると、第1部第1曲冒頭合唱は「太鼓よとどろき、ラッパよ響け」 BWV 214 がオリジナルです。これはわかりやすい☆

なぁんだ、ただのコピーか、と思ったら大間違い。音楽の父バッハはそんなことはしませんでした。転用した曲と転用元の原曲をよ~~~~~~~く聴き比べると、メロディとか通奏低音とかアーティキュレーションとかがビミョーに違うんです。(正直、2つのスコアを見ながらじゃないとわかんないかもしれません)それも歌詞に合わせて変化しています。これも詳しく話すと3日くらいかかるの割愛ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ♪(学生の時の卒論でクリスマス・オラトリオの分析やったので、そのレポート見れば一発ですが)

ちなみにロ短調ミサも同じように転用された曲がほとんどです。

楽曲分析にはまってしまうと大変なことになるので、なんにも考えずにこの大作を堪能して下さい♪

  

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