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2009年8月20日 (木)

NML Vol.20 暑い夏の涼しい宝物

こんにちわ、NMLtetsuです。

いつもこのコーナーを書いているyasu氏が夏季休暇中のため、代理で書かせていただきます。

さて今回も前回に引き続き、暑い夏に聴くのにふさわしい、清涼感のある音楽をご紹介します。

Dacocd436437ベンディクス:交響曲全集(オムスク・フィル/シェスターコフ)

 

 

 

作曲者のヴィクトー・ベンディクス(Victor Bendix, 1851~1926)はデンマーク人で、かのフェリックス・メンデルスゾーン(1809~1847)の孫弟子にあたり、またデンマークを代表する作曲家カール・ニールセン(1865~1931)の友人でもあった人です。作曲家としては、このCDに録音されている4つの交響曲やピアノ協奏曲などの大作を残し、またピアニストとしても活躍したようです。

この人の名前を知る人はよほどのマニアでしょう。
その存在のマイナーぶりといったら、日本語のwikipediaに項目がなく、英語版には項目があるものの非常に簡素な記述しかない、といった惨状です。おまけに、「ヴィクトー・ベンディクス」でググると、NMLがトップに出てくるし。(^^)


早速、聴いてみましょう。

一曲目の「交響曲第2番」から、まさにメンデルスゾーンさながらの、爽やかで叙情的な音楽があなたの身を包むことでしょう。音楽は激することなく、最後まで穏やかな表情で進行します。(「南ロシアの夏の響き」 というサブタイトル、いいですね。) 他の交響曲も基本的には同じトーンで、音楽に「心地良さ」「幸福感」を求める聴き手にとっては、まさに宝物になる全集に違いありません。

このCD、デンマークの「DANACORD」レーベルから発売されており、演奏者もデンマーク人だろうと思いきや、なんとロシアの、しかもシベリア西部の都市オムスクに本拠を置く「オムスク・フィルハーモニー管弦楽団」だというのだから驚きではありませんか!指揮者のシェスタ―コフ氏も、名前からしてロシア人と思われます。

私はこの録音で初めて、このオーケストラ&指揮者の存在を知り、そのサウンドを耳にしましたが、録音効果も手伝ってか、よくブレンドされた、何とも形容しがたい心地良いサウンドを醸し出しています。

これらの作品、このCD以外に演奏された形跡はあるのだろうか?と思って調べていたところ、何と2007年1月に秋山和慶氏指揮の広島交響楽団が、「交響曲第3番」を日本初演していたというではないですか!!私の住む首都圏でも是非、取り上げていただきたいものです。

(※このCD、一気に聴くと冗長に感じるかも知れませんので、一曲ずつに分けるなどして、少しずつ聴かれることをお勧めします。)

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