« vol.23 壮大すぎる、大オーケストラ・サウンド! | トップページ | vol.01 寝つけない夜、快適な睡眠へ誘う… »

2009年1月 1日 (木)

vol.24 連載最終回を飾るのは、大先生の美しき協奏曲

024_01
(画像をクリックすると、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「吉松隆:ピアノ協奏曲「メモ・フローラ」/鳥は静かに.../夢色モビール/他(ピアノ:田部京子 演奏:マンチェスター・カメラータ 指揮:藤岡幸夫)」のページが開きます。全トラック冒頭30秒のみ無料で試聴できます。)

週刊「あそこで聞いたクラシック」が、ついに最終回を迎えてしまいました。

半年にわたり、懐かしの映画、CM、テレビなどのメディアで、なんとなく耳にしたことのある、名曲の数々をご紹介してまいりました。いかがだったでしょう。最終回の今回は、同時進行で連載していた「ネットDE豪遊クラシック」の筆者である、吉松隆氏の作品をご紹介します。
1997年に作曲されたピアノ協奏曲「メモ・フローラ」(メモ・フローラとは「花(フローラ)についての覚え書き(メモ)」という意味です)は、モーツァルトの協奏曲と同じ編成で書かれており、FLOWER(花)、PETALS(花びら)、BLOOM(花)の3楽章からなる作品です。

現代音楽とはかけ離れた、ロマンティシズムに溢れた作品であり、メルヘンの世界が目の前に広がるような、幻想的なメロディが散りばめられています。第1楽章の吐息のような切ないピアノ、第3楽章の、軽快なリズムで楽しく踊るポップなピアノは、別世界へと引き込まれてしまいます。

このアルバムには、他にも魅力的な作品が収録されており、いずれもロマンティックで美しい作品です。個人的にオススメなのが「夢色モビールII」です。独奏楽器(ここではオーボエ)、ハープと弦楽アンサンブルによる作品で、ハープの分散和音に乗る、オーボエのメロディは、まさに夢心地。夜中にじっくり聴きたい1曲です。

吉松氏の作品の中で、外すことができないのがサクソフォンのための作品です。日本屈指のサクソフォン奏者須川展也氏のために書かれた、「サイバーバード協奏曲」「アルビレオ・モード」「ファジィバード・ソナタ」は、サクソフォン奏者ならずとも必聴です。

文:yasu(ナクソス・ジャパン)

【参考音源】(ナクソス・ミュージック・ライブラリーの会員ならば、各トラックをノーカットでお聴きいただけます。ナクソスの会員でない場合は、各トラックの冒頭30秒のみ試聴できます。)

024_02
吉松隆:サイバーバード協奏曲(サクソフォン:須川展也 演奏:BBCフィルハーモニー交響楽団 指揮:藤岡幸夫)

024_03
吉松隆:サクソフォン協奏曲「アルビレオ・モード」(サクソフォン:須川展也 演奏:BBCフィルハーモニー交響楽団 指揮:佐渡裕)

024_04
吉松隆:ファジィバード・ソナタ(サクソフォン:ロブ・バックランド ピアノ:ピーター・ローソン)

クラシック52万曲が聴けるインターネット音楽図書館 「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」が提供する期間限定無料試聴つきクラシック入門コーナー「ネットDE豪遊クラシック」はこちら。

« vol.23 壮大すぎる、大オーケストラ・サウンド! | トップページ | vol.01 寝つけない夜、快適な睡眠へ誘う… »

週刊 あそこで聴いたクラシック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1172849/33720078

この記事へのトラックバック一覧です: vol.24 連載最終回を飾るのは、大先生の美しき協奏曲 :

« vol.23 壮大すぎる、大オーケストラ・サウンド! | トップページ | vol.01 寝つけない夜、快適な睡眠へ誘う… »

無料ブログはココログ