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2009年1月 1日 (木)

vol.22 愛妻に捧げる夜想曲

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(画像をクリックすると、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「ボロディン:弦楽四重奏曲第1番, 第2番(ボロディン四重奏団)」のページが開きます。全トラック冒頭30秒のみ無料で試聴できます。)

ロシアの作曲家アレクサンドル・ボルフリエヴィチ・ボロディン(1833-1887)が残した2つの弦楽四重奏曲。

弦楽四重奏曲(ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロ)の中でも、ボロディンの第2番は名曲中の名曲です。第3楽章、一般的に「夜想曲」と呼ばれる楽章の持つメロディは、クラシック音楽史上、最も美しいメロディといっても過言ではありません。

この作品は、ボロディンが愛する妻へ贈ったラブソングなのです。1861年に告白をし、その20年後の1881年にこの弦楽四重奏曲を捧げています。第3楽章の中間部のヴァイオリンとチェロの掛け合いは、まさに2人の愛の会話。美しすぎます。病気の妻に付き添う、ボロディンの姿が目に浮かびます。

この曲は大抵オリジナルのまま演奏されるのですが、プリムローズという人物が、ヴィオラとピアノ用に編曲しており、これがすばらしく良いのです。ぜひ聴いて頂きたいです。ボロディンの作品は、この曲が抜きんでて有名ですが、「だったん人の踊り」という作品は、名前は知らなくとも、聴いたことがあるのではないでしょうか。

この「夜想曲」は「007 リビング・デイライツ」、「ボーン・ダディ」、「ゴッドファーザーPRAT3」などの映画にも使われていました。そのほか、CMなどにもよく使われています。

文:yasu(ナクソス・ジャパン)

【参考音源】(ナクソス・ミュージック・ライブラリーの会員ならば、各トラックをノーカットでお聴きいただけます。ナクソスの会員でない場合は、各トラックの冒頭30秒のみ試聴できます。)

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ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 第3楽章「夜想曲」(ヴィオラ:ローベルト・ケーニッヒ ピアノ:ロベルト・ディアス)

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ボロディン:だったん人の踊り(合唱:ボリジョイ歌劇上合唱団 演奏:ボリジョイ歌劇場管弦楽団 指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ)

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