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2009年1月 1日 (木)

vol.20 まるで劇的オペラ。死者へ捧げる魂の合唱

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(画像をクリックすると、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「ヴェルディ:レクイエム(演奏:ロンドン交響楽団、合唱団 指揮:リチャード・ヒコックス)」のページが開きます。全トラック冒頭30秒のみ無料で試聴できます。)

モーツァルト(1756-1791)、フォーレ (1845-1924)の作品と共に、3大レクイエムの一つに数えられる、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ最大の傑作「レクイエム(マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム)」。クラシック・ファンの間では、「ヴェルレク」と称されるほどの人気曲です。

オペラ作曲家の代表格でもあるヴェルディのレクイエムは、青年時代から最も敬愛していた、文豪アレッサンドロ・マンゾーニを追悼する目的で書かれました。この作品におけるオペラのような劇的な仕上がりは、いかにマンゾーニを尊敬していたかが、手に取るように感じられます。

中でも「ディエス・イレ(怒りの日)」は、鬼気迫る楽曲で、これこそオペラの一場面、狂乱の場のようです。この劇的さをもってか、「バトル・ロワイヤル」、「日本以外全部沈没」など、少々内容の重い映画作品などに使われています。あの、激しく、叩きつけるような始まりは、頭から離れません。

オペラ作曲家が残した、壮大な死者への鎮魂歌。一度聴いたら、病みつきになりそうです。

文:yasu(ナクソス・ジャパン)

【参考音源】(ナクソス・ミュージック・ライブラリーの会員ならば、各トラックをノーカットでお聴きいただけます。ナクソスの会員でない場合は、各トラックの冒頭30秒のみ試聴できます。)

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モーツァルト:レクイエム(演奏:西ドイツ放送交響楽団、合唱団 指揮:ガリー・ベルティーニ)

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フォーレ:レクイエム(合唱:ケンブリッジ・シンガーズ 演奏:シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア 指揮:ジョン・ラター)

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