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2009年1月 1日 (木)

vol.14 「越天楽」 - 初詣で必ず耳にするあの作品。日本のクラシック音楽。

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(画像をクリックすると、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「外山雄三/近衛秀磨/伊福部昭/芥川也寸志/小山清茂/吉松隆:日本管弦楽名曲集(演奏:東京都交響楽団 指揮:沼尻竜典」のページが開きます。全トラック冒頭30秒のみ無料で試聴できます。)

年明け、初詣に出かけると、必ずと言っていいほど流れているあの音楽。鼻にかかったような、何とも言えない不思議な音楽がります。

「越天楽」は、雅楽の曲のなかで最も有名な曲で、楽器は主に8種類。管楽器、弦楽器、打楽器に分かれています。おもにメロディを担当しているのが、笙と篳篥(ひちりき)と呼ばれる楽器です。この2つが、あの鼻にかかったような音を奏でています。日本の伝統音楽ではありますが、中国漢時代の皇帝文帝の作品と伝えられているようです。

このアルバムには、「越天楽」の他に、日本のクラシック界を代表する作曲家の作品が収められており、日本古来の伝統音楽と、西洋音楽を見事に融合させた作品が楽しめます。

民謡を基にした「管弦楽のためのラプソディ」「管弦楽のための木挽歌」(この2曲は、学校用教材にも含まれていることがほとんどなので、耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか)、ロシア音楽風の「交響管弦楽のための音楽」、「朱鷺に寄せる哀歌」は、「ネットDE豪遊クラシック」の執筆者でもある、吉松隆氏のデビュー作であり、ピアノと弦楽の美しいメロディが印象的なロマンティックな作品です。興味の尽きない一枚となっています。

文:yasu(ナクソス・ジャパン)

【参考音源】(ナクソス・ミュージック・ライブラリーの会員ならば、各トラックをノーカットでお聴きいただけます。ナクソスの会員でない場合は、各トラックの冒頭30秒のみ試聴できます。)

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越天楽(オリジナル)(日本の伝統音楽 雅楽 - 日本の宮廷音楽)

クラシック52万曲が聴けるインターネット音楽図書館 「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」が提供する期間限定無料試聴つきクラシック入門コーナー「ネットDE豪遊クラシック」はこちら。

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