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2009年1月 1日 (木)

vol.08 ゴジラ登場!

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(画像をクリックすると、ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番(演奏:ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ドミートリー・ヤブロンスキー)」のページが開きます。全トラックを冒頭30秒のみ無料で試聴できます。)

あのどっしりとした足踏みで次々と街を破壊し、日本中を恐怖に陥れた体長50メートルの巨大な怪獣。

1954年、ビキニ湾の核実験によっておきた第5福竜丸事件をきっかけに作成された、日本の特撮怪獣映画の代表「ゴジラ」。第1作から半世紀以上経っていますが、これまでに30近いシリーズが公開されており、ゲームにもなっているほどの人気作品です。

あの巨大なキャラも印象的ですが、なんといってもあの低音がズシズシ響く、ゴジラ登場のテーマ曲が耳に残っていると思います。この印象的な音楽を作曲したのは、日本音楽界の重鎮、伊福部昭(1914-2006)。曲調はシンプルで民族的なものが多く、とても耳に残りやすい作品を多く残しています。彼はオスティナートと呼ばれる、リズムを反復させる形式にこだわりを持っており、その特徴が顕著に表れているのが、このゴジラのテーマ曲「SF交響ファンタジー第1番」。重い足踏みを表現した低音が曲全体を通して鳴っています。このしつこいようなリズムが何とも言えず、頭の片隅でなんとなく響いてしまいます。オスティナートという言葉が「しつこい、執拗な」という意味を持っているのにも納得できます。

子供のころに思い描いていたSFの世界が、走馬灯のように蘇ってきます。日本の街を破壊していても、ゴジラはみんなのヒーローなのです。

文:yasu(ナクソス・ジャパン)

【参考音源】(ナクソスの会員でない場合は、各トラックの冒頭30秒のみ試聴できます。)

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伊福部昭:交響譚詩(演奏:マルメ交響楽団/指揮:広上淳一)

クラシック52万曲が聴けるインターネット音楽図書館 「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」が提供する期間限定無料試聴つきクラシック入門コーナー「ネットDE豪遊クラシック」はこちら。

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